皆既日食インタビュー

~刻(とき)を忘れさせる島々で、宇宙の一員であることを実感する日~
【第2回】福満征一郎さん (鹿児島県十島村副村長)

-- 2009年にはぜひトカラで皆既日食を見たいという人も多いのではないでしょうか?

子供の頃に日食を見て、そのときから2009年の皆既日食を楽しみにしていたので是非トカラにいきたいとか、アメリカから30人程度で観察したいので、船と民宿の予約をしたいとか、100人程度の子供たちを連れて行きたいなど、本当にさまざまなお問い合わせをいただいています。

ただ、インフラや受け入れ可能な人数に限界があるため、すべての方に来ていただくことは難しいのです。今年中に、受入れの基本方針を決定し、1年前の2008年7月までには募集を開始し、参加者を決定していきたいと考えています。そのための詳細な現地調査や住民説明会をこれから行っていく予定です。

皆既日食の継続時間が最も長い悪石島での観測に関しては、取りだててイベント等は行わず、そういったものは他島あるいは他地域で行うべきだという意見も多くあります。「悪石島」あるいは「トカラ」は、研究者あるいは子供たち、その随行者などといった本当にそこで観るべき人に限るべきだという意見です。いろいろな意見をどのように集約していくか、今後十分検討しなければならないと考えています。

また、観測者の受入れに関しては、実行委員会を組織し、業務提携を結んだ旅行代理店と一緒になって取組んでいきたいと考えています。スポンサーやボランティアの募集も行なう意向でいます。

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トカラに行くには〔2〕
  • 島内移動の交通手段(タクシー、レンタカー、貸し自転車)などはない。民宿に相談を。
  • 金融機関は、口之島・中之島・宝島に郵便局があるのみ。必ず必要な現金を用意。
  • 小宝島と宝島の2島には、毒性は弱いというものの「トカラハブ」と呼ばれるハブが棲息している。
  • 釣具屋はない。道具から餌の持参もお忘れなく。氷は各島に製氷組合がありますので、相談すれば購入可能。
  • 通信環境は、よくてISDN、時間による従量制です。 小宝島は携帯が通じません。他の6島もNTTドコモのムーバ、FORMAのみ可能。